本データベースは、檜書店旧蔵版木3364枚両面の画像(正像・鏡像)を公開するために作成したものである。ただし、一部、表面が破損して 判読不明のものなど、損傷の激しいものは対象外とした。 詳細画面に掲載されたデータベースの各項目は以下の通りである。 ○版木の写真 「正像」・「鏡像」とその他の参考写真を掲載する。写真上部の切り替えボタンを押すと画像を切り替えることができる。写真の左上部には 整理番号を掲載した。 ○整理番号 閲覧用の整理番号(神戸女子大学古典芸能研究センター紀要2号所収「檜書店旧蔵版木目録(解題・凡例・目録)」を参照)。1枚の版木に ひとつの番号がついている。 ○サイズ 版木は大きさと用途によって、以下のように分類した。 「半紙本用」…半紙本サイズの版木 「半紙本大型」…大本サイズの版木 「横本用」…横本用の版木 「四丁がけ」…半紙本用・横本用も含む四丁摺り用(片面で2丁)の版木 「型付用」…両面で黒・朱の二色摺書物の1丁分となる、型付の版木 (この種類のもののみ、写真は表裏の両面を掲載している。) ○書名 その版木を使って摺られた本の書名。一冊に特定できるものは、検索用コンテンツで「 」をつけて表記した。 ○曲名 能の曲名(観世流・金剛流)を現行の表記によって示す。また、仕舞における段物も便宜上曲名として扱った。 ○備考 「埋木」など版木の状態のほか、刊記などの文言を必要に応じて記した。版木に墨などで書かれた文字や絵は「墨書」とし、それぞれ「墨書 (文字)」「墨書(絵)」のように記した。また備考欄に記載した文言のいくつかを、検索用キーワードとして検索画面に掲げた。 ○その他の丁 同じ本の同曲の他丁をも参照できるよう、他の丁の版木のあるもの(同じ丁が複数枚ある場合もある)はその丁数を掲げた。丁付部分をクリ ックすると、それぞれの詳細画面へ移動する。 【データ使用要項】 ①原資料の閲覧を希望する場合は、あらかじめ古典芸能研究センターに問い合わせること。原則として貸出はしない。 ②データベース上の資料の使用を希望する場合は、古典芸能研究センターに問い合わせること。データベースから直接コピーを行うことは、原 則認めない。また、営利目的の提供については、提供料が発生する場合がある。 ③このデータベースを利用して執筆・発表などを行う場合は、URLを明記し、本データベースを使用した旨を明らかにすること。